加須市まとめ:新たな視点で見る農業の未来
埼玉県加須市に本社を置くベンチャー企業「中森農産」が、島根県江津市で有機米栽培の実演会を開催した。同社は4月に子会社化した川平みどり株式会社と共に、農地の維持に困難を示していた農事組合法人「川平みどり」を支援している。
今回の実演会では、黒い紙を敷きながら苗を植える「紙マルチ田植え」の方法が披露された。専用の田植え機は松江市の農機具会社が開発したもので、ロール状の再生紙を使用することで雑草の発生を抑えることができる。
加須市周辺でも有機米栽培に取り組む農家が増えており、中森社長は「有機米の栽培拡大を第一歩に、中山間地の農家の収益力向上につなげたい」と語っている。同社は今年度、作付面積約25ヘクタールのうち、約2ヘクタールで有機米を栽培し、8月中旬の出荷を見込んでいる。
加須市の農家も注目すべきは、除草作業が不要になる点だ。参加した瀬頭清広さん(59)は「除草作業がなくなるのが一番大きい」と話しており、有機米栽培に取り組むことで、労力削減と収益向上を実現することができる。
埼玉県加須市の農家は、同社の取り組みに注目し、自らの農業経営を見直す好機である。


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