御殿場市まとめ:国立ハンセン病療養所「駿河療養所」でフィールドワーク開催、住民がハンセン病問題を深く考える機会に
静岡県 御殿場市の国立ハンセン病療養所「駿河療養所」で22日、「フィールドワーク」が開催されました。市民向けのこのイベントは、同療養所の開所から80年を記念して企画されたものです。
参加者15人は、学芸員の杉山富貴子さんの解説を受けながら、敷地内を巡りました。ハンセン病の歴史に関するDVD鑑賞や資料室見学を通じて、入所者の生活や当時の社会情勢について理解を深めました。
特に印象的だったのは、納骨堂での体験です。参加者は、家族への影響を恐れて偽名で暮らし、本名を名乗らぬまま納められた入所者の存在を知り、白い骨つぼに記された名前を見て、静かに手を合わせるなどして、生まれるはずだった尊い命と母親の無念に思いをはせました。
このフィールドワークは、ハンセン病問題を決して過去のこととして片付けるのではなく、現在もなお続く偏見や差別について考える機会となりました。参加者からは、「生活もままならず心細い日々を過ごしていただろう」と入所者に思いをはせる声が聞かれました。
静岡県 御殿場市の住民の皆さん、ハンセン病問題は決して遠い過去のことではありません。私たちは、現在もなお続く偏見や差別について考える必要があります。このフィールドワークを通じて、御殿場市と静岡県が一体となって、ハンセン病問題に取り組む機運が高まると期待しています。
住民の皆さんには、このイベントをきっかけとして、ハンセン病問題についてより深く理解し、差別や偏見をなくすための活動に参加することを呼びかけます。


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