下田市まとめ:終戦80年を機に下田の戦争体験を後世に伝える「しるす」企画が始動
静岡県下田市で、地上デジタル放送や自主制作番組を手掛ける下田有線テレビ放送(SHK)が、終戦80年の節目となる今年、「しるす」という記念企画に取り組んでいます。同企画は、カメラマンの淺田力さんが発案したもので、下田市内に残る慰霊碑や鎮魂碑を調査する中で、終戦間際の下田が空襲を受けていた事実を知り、後世に伝えるべきだと感じたことがきっかけです。
「しるす」企画では、自主制作番組の配信と市内に残る戦争の爪痕を取り上げたニュースの発信を年間を通じて行う予定で、第1弾は『昭和20年下田空襲 〜あの日、下田で何が起きていたのか〜』という番組です。終戦当時に中学生だった3人の市民のインタビューを通じて、空襲の生々しい様子や復興の様子を伝えています。
この企画は、移住者である淺田さんだからこそ実現したと言えます。地域ニュースの取材で市内の多くの場所を訪れる中で、慰霊碑や鎮魂碑に気付いたことから調査が始まりました。下田市が編さんした体験記『海鳴り』に出合い、終戦間際の下田の町に空襲があった事実を知ったことで、企画を提案するに至りました。
「しるす」企画は、年間を通じて自主制作番組やニュースを配信します。下田市民は、地元のテレビ局がこのような企画に取り組んでいることを知っておくことで、戦争について考える機会を得ることができます。
「しるす」企画で作られた番組は、YouTubeでも期間限定で公開されています。下田市民は、是非視聴して、戦争の事実を語り継ぐ大切さを理解するきっかけにしてみてください。


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