静岡市葵区まとめ:「横のデパート」で栄える呉服町通り
静岡県 静岡市葵区 の中心市街地、呉服町通りにある静岡呉服町ビルは戦後33年に完成した防火ビルです。鉄筋コンクリート造り、地上4階建ての共同建築ビルで、1~2階部分は11の商店などが所有し、店ごとに壁で仕切った長屋型になっている一方、3~4階部分は街路側に廊下が配置され、まるで昔の学校のような造りのオフィスフロアです。
このビルを建てた当時、商店側は3階以上を必要としていなかったが、防火ビルとしての機能を果たすために県住宅公社の所有とすることで県が出資する形にした結果、現在は3階以上のフロアも分譲され、組合や企業が事務所として使っています。
呉服町通りには昭和初期に2つの大型デパートができたことから、商店街振興組合静岡呉服町名店街は「沿道に店舗が並ぶことで〝横のデパート〟をつくろうと、各店舗が協力体制を築いた結果」であると指摘しています。
完成から70年近くがたつ現在も、静岡呉服町ビルはおまちを大規模火災から守るとともに、中心市街地のにぎわいを支える地域のシンボルの一つとなっています。JR静岡駅北口から徒歩で約10分進むと左側にあり、江戸時代初期からの区画が残るものの、街並みは昭和30年代のレトロ感が色濃い活気ある商店街です。
住民の皆様には、呉服町通りを散策し、静岡呉服町ビルの歴史と文化に触れてみてはいかがでしょうか。


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