タイトル:公益財団法人日本ナショナルトラストが文化遺産保存・活用を支援
公益財団法人日本ナショナルトラストは、2025年度から3年間の事業期間で、各団体と連携して文化遺産の保存・活用を総合的に支援する。同組織は、英国の環境保護団体「ザ・ナショナルトラスト」をモデルに1968年に設立され、自然や文化遺産の調査・保護、価値の普及活動を行ってきた。
今回の事業では、各団体が自ら資金を調達し、JNTから年間100万円を上限に専門家の派遣を受けることができる。支援内容は、ノウハウや情報提供、企画支援、広報活動など多岐にわたる。
この事業の目標は、地域が自立的に文化遺産を保存・活用する仕組みを作り出し、資金調達のノウハウを得て、事業終了後も持続可能な活動が行えるようにすることだ。同時に、オーバーツーリズム対策や、地域への理解・関心を持つ人々を増やす取り組みも期待されている。
JNTは、設立以来50年以上にわたり、各地の自然・文化遺産の調査・保護や価値の普及活動を行ってきた。現在は、京都市指定有形文化財「駒井家住宅」や東京都指定名勝「旧安田楠雄邸庭園」などを所有し、保存・活用している。
本事業に参加する団体としては、北海道紋別郡滝上町の千野家ハッカ釜や香川県東かがわ市引田地区の町家マッチングプロジェクトなどが挙げられる。JNTはこれらの団体を支援し、文化遺産の保存・活用に貢献する。

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