富山市まとめ:心温まる高齢男性保護の感謝状贈呈式
富山県警射水署は、射水市に住む会社員渋谷千奈さん(21)に感謝状を贈りました。渋谷さんは4月20日午後10時25分頃、自宅近くで高齢男性を保護したのです。
当日は夕方に雨が降り、気温は10度ほどと寒い夜でした。渋谷さんは母親と共に車に乗っていた際、市道交差点の角にあるコンクリート塀にぐったりとたれかかる男性を見つけました。サンダル履きの上下スエット姿で傘も持っておらず、全身がぬれていたため、「えっ、大丈夫かな」と心配になり、近寄り声をかけました。
男性は寒さで震え、声が出せない様子だったため、母親は車に積んでいた寝袋を持ち出し体を温めました。同署によると、男性は70歳代で市内在住でしたが、2時間前には家族が近くの交番に「行方がわからなくなった」と届け出ており、無事に家族の元に帰りました。
渋谷さんは実は男性を見つける前日に父方のおじいちゃんが亡くなっており、お通夜の前にもう一度顔を見ようとおじいちゃんの家に寄った帰り道の出来事でした。優しくてみんな大好きなおじいちゃんだったため、渋谷さんは「運命だったのかもしれない」と話しました。
今回の出来事を踏まえ、渋谷さんは「困っている人がいたら、声をかけるのは当たり前のこと。とにかく無事でよかった」と語りました。富山市に住む私たちも、日常生活の中で困っている人を見かけた際は、渋谷さんのように優しく声をかけられるよう心がけたいものです。
富山県警射水署の浅野健一署長は「命に関わる状況だったので、早く見つけ、保護していただいて本当にありがたい」とねぎらいました。富山市でこのような心温まる出来事が起きたことは、地域住民に感動を与えると同時に、困っている人を助ける大切さを改めて教えてくれます。
富山市の皆さんも、日常生活の中で困っている人を見かけた際は、渋谷さんのように優しく声をかけられるよう心がけてみてください。


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