御坊市まとめ:戦後80年を機に日高大空襲を語り継ぐ
和歌山県 御坊市で8月3日、平和を考える催しが開かれました。1945年の「日高大空襲」を語り継ごうと、旧御坊商工高校地理歴史・社会研究部の1986年度卒業OB会が主催したものです。
当時、空襲で同級生を失った女子生徒が制作した紙芝居を使って、県立日高高校の生徒が読み聞かせを行いました。紙芝居は「泣かなわりぃやろかー少女たちの戦争―」と題し、学童疎開で御坊市に転校していた花澤玲子さん92歳が空襲体験をまとめたものです。
催しでは、県立日高高校のJRC部生徒が紙芝居の読み聞かせを行いました。参加した生徒は「戦争の恐ろしさをあらためて知った」と語り、「若い世代に語り継ぐことが大切だと思った」と話しました。
花澤さんも参加し、主催する1986年度卒業OB会の前山輝代さんらと対談を行いました。花澤さんは「非戦闘員まで巻き込まれてしまうのが戦争。二度と起こしてはならない」と強調し、「若い方に少しでも戦争とはこういうものやということをわかってもらえれば幸いです」と語りました。
今回の催しでは、空襲で亡くなった東弘子さんの母親、静枝さんらの40年前の証言テープも紹介されました。花澤さんは東さんが紙芝居を作ったことに対し、「泣いて喜んでくれた」と語りました。
戦後80年を機に、御坊市は日高大空襲の記憶を風化させず、次世代に語り継ぐことが重要です。


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