山形県は、自然豊かな土地に根付いた多くのイベントや文化があります。例えば、春には「将棋駒」が舞鶴山を舞台に開催され、約2,000本の桜が咲き誇る中で甲冑や着物をまとった武者や腰元が将棋の駒となり対局を繰り広げます。
秋には「芋煮会」が開催され、最上川の舟運が盛んだった江戸時代に荷揚げや荷待ちの間に船頭や商人たちが川岸の松の枝に鍋をかけ、棒鱈と里芋を煮て食べていたのが原型です。現在は「元祖芋煮会in中山」が開催され、棒鱈と里芋を使った伝統の“芋棒煮”が振る舞われます。
夏には「冷やしシャンプー」が提供され、理容室で体験することができます。県内の理容室では、6月18日から9月18日の間、冷やしたシャンプーを使用しています。
また、山形県は雪害対策の動きも早く、日本初の雪害調査機関「農林省積雪地方農村経済調査所」が新庄町に設置されました。現在は国の機構改革により閉庁しましたが、庁舎は新庄市が譲り受け、「雪の里情報館」の敷地内で展示公開されています。
山形県には、食や暮らしに関わるさまざまな「始まり」があります。無駄にしない精神や人を思う心、そして工夫が詰まっており、温かみと人情が感じられます。


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