甲府市まとめ:山梨県で猛暑日続く、熱中症予防対策強化へ
山梨県は6日、大月で39.1度と2日連続の39度超えとなるなど各地で連日の猛暑日となった。甲府市も午前中から気温が上昇し、午後1時28分に最高気温38.8度を記録した。
熱中症による搬送も相次ぎ、県は9月末まで「熱中症予防対策強化期間」とすることを初めて定め、熱中症予防の啓発強化や公民館を「涼み処」として活用する新たな対策を発表した。
甲府市では、JR甲府駅前で日傘を差して歩く人やミストを顔に浴びて涼む人が見られた。気象庁によると、勝沼と身延町切石で38.2度を記録するなど10の観測地点のうち7か所で35度以上の猛暑日となった。
各消防本部によると、同日午後8時時点で、10歳代から90歳代の男女18人が熱中症の疑いで搬送された。熱中症による山岳遭難も発生し、5日午後、北杜市白州町横手の尾白川渓谷で、静岡市駿河区の無職女性が足のけいれんで身動きが取れなくなり救助を要請した。
甲府地方気象台は、甲府の最高気温は9日まで連日35度以上になると予想。環境省と気象庁は山梨県内を対象に、危険な暑さへの注意を呼びかける「熱中症警戒アラート」を6日連続で発表しており、熱中症への警戒を呼びかけている。
県は猛暑が今後も続くため、緊急の対策が必要と判断。医療機関に対して救急搬送患者の受け入れの協力要請を行ったほか、県のホームページや新聞折り込み、ラジオなどで熱中症予防の啓発を強化する。
高齢者には自宅を訪問するケアマネジャーを通じて呼びかける。さらに「涼み処」の拡充として、冷房設備がある公民館や集会所を9月末までの期間中、5日以上開放した場合、最大6万円を協力金として自治会などに交付する方針だ。
また、コロナ禍以前に設けていた図書館やスーパーなどの「クールシェアスポット」を再開し、新たに10か所程度を新設する。各市町村が設置している「クーリングシェルター」についても新規登録を要請する。
長崎知事はこの日の定例記者会見で、「今後も平年より高く猛烈な暑さが続く。熱中症は命に関わる問題だ。一人でも多くの県民が守られるよう、地域の方と力を合わせていきたい」と語った。
山梨県民の皆さん、特に甲府市在住の皆さんは、熱中症予防を徹底し、涼しい環境で過ごすように心がけましょう。


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