全国桃選手権は、野菜や果物の専門知識を持つ野菜ソムリエ資格保持者35名が、産地や品種、生産者の情報などをすべて伏せた状態で試食し、純粋な味覚だけで評価を行う公平性の高い方式で進められる。審査では合計得点に基づいて各賞が決定され、最高金賞をはじめ金賞、銀賞、銅賞、入賞といった各部門で優れた桃が選ばれる。
今年の全国桃選手権では、味や香りだけでなく、甘みと酸味のバランスや食感の良さが高く評価された。最高金賞を獲得した「甘麗露」は、トロピカルフルーツのような香りと、なめらかな舌触りが理想的だったと称賛されていた。
審査員の声から見える今年の傾向としては、甘いだけでなく酸味を感じられる桃や硬めの食感を持つ桃が増えていることがうかがえた。中には硬めの桃を好む審査員もおり、新しい食感の桃がエントリーされたのは嬉しいとの感想も寄せられた。
全国各地で工夫を凝らして育てられた桃たちは、どれも丁寧に手間ひまをかけて作られた逸品ばかり。季節の味わいとして、また贈り物やご褒美にもぴったりの“旬のごちそう”。気になる品種があれば、この夏のうちにぜひ味わってみてはいかがでしょうか。


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