木更津市まとめ:終戦75周年、木更津高等女学校の生徒が描いた絵日記展開催中
千葉県木更津市の市郷土博物館金のすずで、木更津高等女学校(現在の木更津東高校)の生徒たちが1945年1年間の出来事を描いた絵日記「回顧昭和廿年」展が開催されています。同展は「木更津高等女学生が描いた戦争と平和」と題され、終戦直後の冬休みに生徒たちが描いた57点の絵日記が展示・公開されています。
この絵日記は、当時在職していた蔵持正三さんが生徒たちに課した冬休みの宿題で、「昭和20年は日本の歴史上も君たちの人生にとっても忘れられない年となるから、絵と文で残すように」という指示に基づいて描かれたものです。戦時中の絵日記には軍需工場での勤労動員や空襲の様子などが暗いトーンで描かれていますが、終戦を境に少しずつ明るさを取り戻していく様子も伝わってきます。
同館学芸員の依田あゆ美さんは「女学生の絵日記なので、子供たちに暗いとか怖いという気持ちを抱かせず、戦争のことをわかりやすく知ってもらえると思った」と今回の企画展の狙いについて話しています。
木更津市で生まれたこの貴重な資料は、戦後80年となる今年、あの時代を振り返る意義を私たちに問いかけています。木更津市民の皆さんは、この機会に是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
展示期間は今月31日までで、月曜休館です。観覧無料で、10日午後1時半からは展示解説もあります。また、45年8月19日に木更津を飛び立った「緑十字機」の模型や写真なども展示されています。
木更津市の皆さん、この貴重な資料を通じて戦争と平和について考えるきっかけにしましょう。


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