横浜市港南区まとめ:作成した独自の記事
本日、8月15日は終戦記念日です。横浜市港南区在住の小谷洋子さん(92)は、太平洋戦争で日本が降伏した際に旧満州に残留し、恐怖と混乱の中を生き延びた体験談を語り継ぐ活動を続けています。
小谷さんは12歳の多感な少女時代に満州で見聞きした体験を、市民団体「戦争体験を語り継ぐつどい」で共有しました。父は米国の大学出身で農機具販売業などに携わり、新天地を求めて母と小谷さんを連れて満州に渡ったのです。
1945年8月15日の敗戦を主要都市ハルビンで迎えたが、1週間前にはソ連による対日宣戦布告があり、民間邦人たちは恐怖と混乱に陥りました。小谷さんは両親や隣人たちが自決の道を選ぶ覚悟を決めた様子を耳にし、在満国民学校では友達と銃剣でソ連兵を倒す訓練を受けました。
終戦後は中国人や朝鮮人による暴動が起き、ソ連軍のハルビン侵攻も近づいていました。小谷さんは父に男装させられ、玄関ドアがたたかれる度に裏口から出て物置小屋で息を潜めました。
一家は敗戦から1年2カ月後の46年10月に帰国し、持ち物はリュック一つと腰を下ろすためのござのみでした。父は進駐軍に命じられて通訳の仕事に就き、99歳まで生きたが満州の最後の1年は空白だったと後悔しています。
小谷さんは2014年から体験を語る活動を続け、「私たちには戦争を防ぎ、美しい地球を未来に残す責任がある。生きている間、自分の言葉で伝えたい」と話しています。
本日開催の「戦争体験を語り継ぐつどい」では、小谷さんの他にも神奈川区の上庄杜夫さん(91)が講演を行います。横浜市港南区在住の方々は、ぜひこの機会に戦争体験談を聞き、平和の尊さを再認識してみてはいかがでしょうか。
問い合わせは語り継ぐ会(高橋さん)=電045(241)0784=へ。

コメント